兵庫県三田市の鍼灸院、
エミュレスト女性専用鍼灸サロンのヨウ子です☆彡
今回は
私、ヨウ子がどんな人なのかを書いていきたいと思います♪
どうしてこの仕事を選んだの?
お客様からよくいただくご質問です(^^)
鍼灸師を目指したのは高校3年生の秋。
私は受験生の高3に入ってからも、
将来何になりたいか、夢、希望!がまったくありませんでした。
何となく、とりあえず進学しよう。
今の成績で狙えそうな大学探して
それでええわーって考えていました。
将来の自分がまったく想像できない状態。
専門的な仕事につくなんて
ほんのカケラも頭の中にありませんでした。

そんなある日、
父と兄が何気なく「鍼灸という仕事」について話していました。
2人が話しているのを聞いてみると
鍼灸という仕事はどうやら
肩こり、腰痛にすごく効くらしい。
体の不調を治す。
喜ばれる仕事。
開業できるから一生働ける。
というものらしい。
それを聞いて思ったこと!
何それ!!
鍼灸の仕事って、めっちゃやりがいあるやん!
はりやお灸をすることで、
体のしんどい人が楽になって、
喜んでくれて、
私も嬉しくなって、
そんでもって好きなだけ働ける!
こんなん出来るようになったらめっちゃ楽しいわ!
よし!
鍼灸の学校へ行ってみよう!
何となーく春から決めていた希望の進路先を、
受験直前の秋にガラリと方向転換。
入学試験も無事に終わり、新たなスタート!!
…とはいえ、不安もありました。
専門的な仕事なんて私に出来るのか!
自慢じゃないけど、なんの取り柄もない私。
教科書広げて、ノートに字を書くしか知らないぞ。
未知の世界へのワクワク感よりも、不安の方が勝るように。。。
ところが不安をよそに、
鍼灸学校では『知らないことへの学び』がとても楽しいものでした。

鍼の作用を知り
お灸の効能を学ぶ
だけではなく!
鍼灸治療は人様のカラダに手を加える技術なので
東洋医学だけはでなく、西洋医学のことも広く浅くたくさん勉強しなければいけません。
覚えなきゃいけないことが山ほどあり、そこはちょっと大変でした。
鍼灸が、肩こりや腰痛はもちろんのこと、
頭痛やめまい、生理痛、更年期障害、冷え性、
不眠、胃腸障害、神経痛
そして、美容分野にも可能性があることなど、
様々な症状に適応できることを学びました。
鍼灸学校の先生方や講義をされる医師の方々からカラダの仕組みを教わることで
『知る喜び・学ぶ喜び』をたくさん味わえました!
・・・・・と、まあ、
ここまでは順調でした。
就職してから一気に病む
学校を卒業したあと、
いざ、就職!!
世間知らずも重なり
就職先では苦労の塊でした。
鍼灸師として社会に出た私は、
「腕を磨きたい!!」思いが強く、
高い技術を持つ先生がいると聞き、すぐさま飛び込んでいきました。
勉強熱心で素晴らしい技術を持つ先生の繁盛治療院。
学校では教わらない、実際の鍼灸治療の在り方、考え方、
そこで教わったことの数々は今でも私の宝です。
とっても勉強になり、大変有り難かったのですが、
究極の超過労働!!
大変厳しい職場でした。

長時間労働
常に睡眠不足
これは、技術職によくあるハナシなのかもしれません。
職人の世界にはあるある?
私には完全にキャパオーバーでした。
鉄人になりたかった。
教育なのか、(もしや、いわゆるパワハラ?)みんなの前で怒鳴られ、罵声を浴びせられる。
ほんの些細なことで怒鳴られる。
頑張ろう頑張ろうと思うけど、
毎日毎日、怒鳴られていたら、
心身ともに潰れてしまい、
朝、目が覚めても身体が動かない
気力が完全に消耗されたこともありました。
それでも、「なにくそ」と気持ちを奮い立たせ、
得られる技術は少しでも多く習得しようと前進!!
休憩時間には先輩の体を借りて練習。
辛くても、毎日を何とか乗り越えて行きました。
その努力も実り、少しずつ患者様を任せていただけるようになり、
社会に出て初めて、やりがいを感じるまでになりました。
お給料をUPしてもらえた時は、認められた!!と心の底から嬉しかったです。
しかし、流れは変わります(泣)
就職したばかりの時は、頼りになる素晴らしい先輩方がいらしたのですが
その先輩方も、さらなるステップアップや独立開業のため
次々と退職されていきました。
そこから、治療院の事業拡大と新しいスタッフという
新しい環境に全くついていけなくなりました
超過労働は増し、
私自身がこれまでにないくらい、心にまったく余裕がなくなりました。
思考力低下、暗い表情、死んだ魚の目、、
腕を磨きたいと真面目に思ってここに来た自分を呪うくらいの日々(T_T)
そして、何より最悪なのが
自分のことで精一杯で、
まわりの事を考えられない人間になっていた
ここまでくると、
もう、なんで生きてるのか分からなくなります。
目の前の作業をただこなすだけのロボット状態。
もう、ポンコツでしかありません。
ポンコツはさらに激しく叱責されます。
みせしめにされます。
耐えきれず、その治療院を4年で退職することになりました。
その後、
ツライ環境からは解放されたものの
・勤めきれなかった自分を責める
・自分はダメ人間
・職なし=自分の価値なし
・実家にいるも、食費すら払えない=親のお荷物
の思いに苦しみ続ける日々。
自分の状況や立場が嫌で嫌で、
何とか気持ちを立て直したいと焦る毎日。
何とかしたい
何とかしたい
何とかしなくちゃ!
雇ってくれる治療院をいくつか見つけて掛け持ちし、
また鍼灸治療に携わる日々。
ポンコツから解放されたくて
勉強会に行きまくり
教えを乞い
叱られ、褒められ
技術を磨き

いつの間にか、あの辛かった4年間を笑い飛ばせるくらい
心に余裕ができるようになりました。
就職してからのほとんどは、悩んだり、泣いた日のほうが圧倒的に多かったですが、
患者様に喜んでいただけるたびに、
意地でもこの仕事を続けてきて良かったと
思えるようになりました。
出産後、私を待ち構えていたもの
仕事づくめの毎日から
結婚を機に地元をはなれ、妊娠・出産。
出産するまでの数年間は心身共に健康が取り柄の私でしたが
子育てが始まると
少しずつ身体に異変が起こりました。
初めての知らない土地に越してきた私は
身内も友達も知り合いもいない中、
夫も朝早くに出勤し、夜遅くに帰宅する多忙な生活のため、
ほぼ100%、ずっと独りで子育てをしていました。
「孤育て」ってやつですね。
初めての育児、睡眠不足、話し相手もいない。

子供がちょうど9ヶ月を迎える頃
突然片方の耳の奥が痛くなり、
だんだんと聞こえにくくなりました。
病院では、ストレスによる低音性難聴とのこと。
「ゆっくり休みなさい」と。
イヤイヤー、、、赤ちゃんいるのに休めません。急な預け先もないし。
処方していただいたお薬も途中から合わなくなり、飲んでも吐いちゃう状態。
幸い、痛みも無くなり、聴こえるようにはなりましたが、
疲れがたまったり、キツいストレスにさらされると、
しょっちゅうキーンと痛むようになりました。
ここ数年間、あんなに健康だった私の身体。
ちょうど、
出産や子育てが、
体の変化が始まる※プレ更年期と
かさなっていたからかもしれません。
※プレ更年期・・・35歳〜45歳くらいまでの、
更年期が始まる前の段階。
この時から女性ホルモンの低下が始まり、
体やお肌に不調が現れてきます。
とにかく
育児は待ったなし!
自分が倒れたら子供の面倒は誰が見るの!!
以前のような健康体ではなくなり
育児で体調を崩したことがキッカケとなって
それからは、自分の体としっかり向き合うようになりました。
毎日、何とか時間を見つけて、
手足にあるその時の体調に合わせたツボに
自分で鍼やお灸をしました。
その頃、耳の症状の他にも
疲れやすかったり、不眠にも悩まされましたが、
毎日の鍼灸治療の効果はジワジワと身体に浸透していき、
やがて耳の奥が痛くなることも無くなり、ずいぶん眠れるようにもなりました。
鏡に映った自分を見て
慌ただしい日々の中、
下の子も幼稚園に入園。
やっと自分の時間がもてるようになりました。
時間にも気持ちにも余裕が出てきた頃
鏡を見て愕然としました((+_+))

え??
これが私⁉︎
シワすごくない!?
小じわでしわくちゃになってる!!
ほっぺもダルダル、ブルドッグ!!
眉間にこんなシワあったっけ??
シミもポツポツ、、、
私!老けた!?
お肌の老化を目の当たりにした瞬間でした。
あまりにもヒドイ((+_+))
同い年のママ友はもっとキレイなのに。
私みたいに、ここまでたるんでないし、小じわもここまでない!
あのママさんも、地元の友達も!
みんなみんな、ここまで老けてない!!
自分は年齢以上に
老けたってこと!?
そして、2年前の写真を引っ張り出して
またもやショック!!
一気に、、、、一気におばあちゃんになってる !(涙)
いつの間に、、、、、
子育てに追われ、お肌のケアなんてそっちのけにしていましたから、
当然といえば当然。
それにしても、あまりにも、、、!!!
それからしばらくは、人に顔を見られるのが嫌で嫌でたまらなくなりました。
目を合わせれば、シワに注目されるかも、、とか
子供を連れていても、おばあちゃんと間違えられてる?とか。。。
コンプレックスを抱えながらの毎日、
鏡を見るたびに
悲しみ、後悔、イライラ、鬱々、
色んな感情が入り混じって、暗く自信のない自分になっていきました。
もうダメだ---
落ち込んで
落ち込んで
落ち込みきったとき
「ずっとその顔でいくの?」
と心の声が。
「そんなに嫌なら、今からでも手入れしたらいいやん!!」
やっとそう思えた時、
私の美肌計画が始まりました。
自分の悩みと対峙し、自らを練習台にして必死に思考錯誤した日々は、
セラピストとして最高のステップアップにつながりました。
人を癒す前に、習得してきた技術を自分が練習台になって
どんどん結果を出すこと。
鍼灸でどれだけ悩みが解決できるのかを人に伝えるには、
悩みも結果も自分が体験しないことには説得力がない!!
肌について調べ、
お肌に良いこと、悪いこと
お肌の正しい扱い方
そして、より工夫を重ねた美容鍼。
たるみをとるには!リフトアップさせるには!
もっともっと、引き上げるにはどうすればいいか。
ほうれい線をもっと浅くするには!
眉間のシワ、こうすればもっと効果があがる!?
本気の毎日。
体の調子が悪いと、美容鍼の効果はガクッと下がるため、
手の届くところへのはりとお灸も欠かしませんでした。
あの頃は、今までにないくらいがむしゃらに自分の肌と向き合っていました。
そんなある日、
スーパーでばったり会った知り合いにこう言われたんです!
「ヨウ子ちゃん!?なんかめっちゃキレイになってるやん!!
何かしたん?何かやってるの??教えてーや!!」
やったーーーーーーーー!!
私、変われたんや!!
もう、めーーーーーーっちゃくちゃ嬉しかったです!!
諦めなくてよかった!!
そう思えた瞬間でした。

どんな鍼灸サロンにしたいか
自宅サロン開設にあたり、
どんなサロンにしたいか。
もう思いは決まっていました。
楽になる~とか、
美しく~、はもちろんのこと、
悩みを分かり合えるサロン!
体の不調も、
老いに対しても
上辺だけじゃない
私も同じように悩んだからこそ
『共に頑張れるサロン』!!
年齢を重ねることで、
体やお肌のダメージに悩む女性の一助になりたいという思いから
2021年にエイジングケア美容鍼サロンを立ち上げました。
体もお肌もあきらめないで
おかげさまで、
美容鍼フェイシャル&全身鍼灸治療を受けて下さったほとんどのお客様が、
リピーターとしてご来院下さっています。


お客様の体の不調が良くなって、
お肌もみるみる美しくなっていく。
お客様の笑顔をみるたびに、
私はとっても幸せな気持ちになります♥
これを読んでくださっているあなたも
もう年だから!とあきらめないで欲しいです。
疲れを我慢しないで欲しいです。
踏み出せば変わります!!
どんどん変わる自分を楽しんで欲しいなと思います!
本気になれば、なりたい姿になれるんです☆
一緒に、理想を現実のものにできたら嬉しいなと思います☆彡
ヨウ子でしたー☆☆☆
最後まで読んで下さり、
ありがとうございました^_^
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